ホワイトゴールドの素材と結婚指輪に使うメリットとデメリットについて
結婚指輪の素材として人気のあるプラチナは値段が高いため、憧れてはいても実際には購入するのを断念する方もいます。
そんな方には見た目はプラチナに似ているのに値段をおさえることができるホワイトゴールドをおすすめします。
ここではホワイトゴールドの素材と結婚指輪に使うメリットとデメリットについてご紹介します。
ホワイトゴールドの素材について
ホワイトゴールドは一般的に金75%、銀15%、パラジウムまたはニッケル10%の割合で配合された合金で、日本で作られているホワイトゴールドのほとんどはパラジウムが使われています。
白銀色の金属であるロジウムが表面の加工に使われているため、見た目はプラチナと同じような色合いをしています。
希少価値の高いプラチナに比べると値段は安いです。
また硬度が優れていますので日常的に身に付けやすく、プラチナと比べて比重が軽いためつけ心地が軽いという特長があります。
ホワイトゴールドは白銀色のメッキ加工を施していますので、メッキが剥がれると色合いが変わってしまうことがあります。
またパラジウムやニッケルは金属アレルギーを引き起こす可能性がありますのでアレルギー体質の方は特に注意が必要です。
結婚指輪にホワイトゴールドを使うメリットとデメリットについて
ホワイトゴールドは硬く軽いつけ心地のため結婚指輪のように毎日つける場合でも扱いやすいです。
見た目はプラチナに似ていますがコスパが良いので素材で出費をおさえることができた分宝石やデザインを豪華にすることができます。
デメリットとしては長期間使用することでメッキが剥がれてしまい色合いが変わってしまうことが挙げられますが、再度メッキすることで復元することができます。
またホワイトゴールドに含まれているパラジウムやニッケルは金属アレルギーを引き起こすことがありますので金属アレルギーを持っている方にはおすすめできません。
見た目はプラチナに似ていますが値段をおさえられるホワイトゴールドはお手頃な結婚指輪を探している方にピッタリな素材です。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。