結婚前に陥りやすいマリッジブルーとは?
結婚が決まったカップルにとって結婚前は、幸せが絶頂期のはず。
ですが、最高の幸せを感じていたはずなのになんだかだんだんと不安やストレスがたまり、憂鬱な状態になっていくことってありませんか?
マリッジブルーとは?
結婚を控えた人が、間近に迫った結婚生活を考えていくうちに不安や強いストレスを感じ、憂鬱な気分に陥っていくことをマリッジブルーといいます。
今まで夢見ていた結婚や結婚生活に対し、現実味をおびてくることにより、不安や葛藤<が起こってしまうのです。
マリッジブルーの症状は?
マリッジブルーに陥ると、抗うつ状態と似た症状が現れるようになります。
・相手や自分に対する不安、不満、いらいら感
・結婚することに対して意欲がなくなってくる
・気分が落ち込み、憂鬱な気分が続く
・食欲過多、食欲減退
・めまい、頭痛
・胃腸の調子が悪化
・不眠・寝つきが悪い
・相手に対して不満が増え、ケンカが増える
・パニックやヒステリーになりやすい
・相手に会いたくなくなる
・結婚の段取りがおっくうに感じる
こういった症状が出てくるようになり、相手との関係も悪化し、結婚に対しての意欲も減退してしまうのです。
マリッジブルーの原因は?
マリッジブルーの原因は、ほとんどが精神的なストレスによるものです。
マリッジブルーになりやすいのは、男性よりも女性の方が多いと言われています。
・慣れ親しんできた生活環境が一変して変わってしまい、両親と離れて暮らすことになる
・仕事の働き方や勤務先を変更する場合もある(退職・転職を余儀なくされる)
・仕事と家庭の両立への不安
・苗字の変更
・新しい生活環境への不安
・相手の両親との親戚づきあい
こういった環境の変化は男性よりも女性の方が負担が多く、大きな環境の変化によるストレスや重圧などに悩むことも少なくないのです。
また、結婚することにより、自由に使えた時間やお金に制限がかかるようになることへの不安やストレスを感じる場合もあります。
相手への不満も引き金に
今までは悪いところもすべて含めて大好きだった相手も、いざ結婚するとなると不安や不満がつきまとうおうになりがちです。
相手の経済面、性格、ちょっとした悪い癖など、そういった面が結婚となれば現実味を出すようになり、今まで気にしていなかった部分も気になってしまうケースもあります。
この人で本当に良いのかな?といった気持ちが募るようになり、不安やストレスになってマリッジブルーの引き金となってしまうのです。
マリッジブルーの解決策は?
マリッジブルーになった場合は、あまり考えすぎないことが一番の解決策になります。
あれこれと飛躍して考えていると、不安やストレスの原因となります。
良いことを前向きに考え、時には相手とも納得がいくまで話し合う、そして親や友達にも愚痴を聞いてもらうような気持ちでいることが解決策となるでしょう。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。