ギメルリングの意味について
ギメルリングの意味について
ギメルリングというと、リングの種類のようなイメージはありますが、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
ギメルギングはそもそも中世のヨーロッパが発祥だと言われていて、とうじは結婚指輪として用いられるようになった説があります。
ギメルリングは近年さまざまな意味がありますが、2つのリングを重ね合わせると1つのリングのように見える細工のあるもので、ジュエリーブランドによっては同じ双子のようなリングという意味を示すこともあります。
どちらの意味が正しいかははっきりしたことはわかりませんが、同じデザインの素材違い、色違いなどのリングもギメルリングというケースが目立ちます。
中世のころは結婚指輪の象徴だったため、異なるリング同士を重ねると手と手をつないでいる1つのデザインになったり、同様にハートになったりと、組み合わせることに意味を持たせたものもありました。
現代ではさまざまなニュアンスが飛び交う中で結婚指輪としての意味を強くしているようです。
近年のギメルリングは素材のコンビが人気
近年のギメルリングは、ジュエリーブランドによってもさまざまですが、ゴールドの色違いのコンビなどのデザインが人気になっています。
例えば、ホワイトゴールドとイエローゴールドの組み合わせや、それらにピンクゴールドを加えた三連のものなども人気があります。
流れるようなデザインの流れが違うタイプや、カラーも好みに合わせてチョイスできるなど、自由度の高いものが人気を集めています。
こうしたギメルリングは夫婦で付けるとしても、デザイン違い、またはカラー違いがあり、共通点こそあるもののちょっと違う感じがしておしゃれな雰囲気を出します。
1つの指輪にカラーの異なるゴールドをあしらうことで、スタイリッシュに見えることや、肌なじみの良いカラーの組み合わせもお互いの存在がなじみあう意味を示していることもあります。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。